ビジネスの贈る・揃える・備える。

三越のお中元・伊勢丹のお中元

2024年のお中元承りは終了いたしました。

承り期間:2024年7月31日(水)11時00分まで
※「御中元」・「暑中御伺」のしでのご注文のみ承ります。
 「暑中御伺」のしは、7月15日(月・祝)のご注文分よりお選びいただけます。
包装形態とお届け日の日付指定に関してはご利用ガイドをご覧ください。

  • ご自宅限定便や金券類等、三越伊勢丹法人オンラインストアではお取り扱いができない商品がございます。

注マークについて

注マークの商品は、商品の特性上、下記のサービスは承れませんのでご了承ください。

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お中元 知識・マナー

お中元の知識&マナー

そもそも「お中元」とは何なのでしょうか。 古代中国では、道教の三官信仰というものがあり、神様を「三元」の日に祀ったそうです。三元とは、「上元、中元、下元」で、それぞれ陰暦の1月、7月、10月の15日でした。そして、上元の日には天神様を、中元の日には慈悲神様を、下元の日には水官(水と火を防ぐ神様)を祀ったといいます。
このうち中元の慈悲神様が、仏教の盂蘭盆会(お盆)の行事と結び付いて日本に伝わり、7月15日に仏に供える供物を親類や隣近所に贈る習慣ができたようです。
今でも「中元」といわず「盆供」「盆礼」と呼んでいるところがあるのは、このためだと思われます。
こうした習慣が、江戸時代に庶民一般の贈答行事へと広まり、今日のようなお中元になったようです。

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お中元の贈る時期

お中元は、一年の上半期の区切りと半年間のお礼の気持ちを込めて、7月の初めから15日頃までの間に贈るのが一般的です。
ただし、昔より交際範囲が広くなったり、7月に集中することを避ける意味から、6月中旬から贈り始める方も多くなりました。
全国的にも、7月1日から15日の間か、月遅れで8月1日から15日に贈ることが多いようですが、地域によっても異なるようです。
一般にお盆の行事を月遅れで行うところでは、お中元も月遅れで贈ることが多いようですが、関東地方などではお盆は月遅れで行い、お中元は新暦の7月15日までに贈ることが多いようです。
お中元を贈るのが遅くなった時や、喪中の時には、「暑中御伺」として贈るとよいでしょう。暦の上では立秋(2016年は8月7日)を過ぎても残暑が厳しい時などは、9月初旬までは「残暑御伺」の表書きでお届けしましょう。

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お中元の贈る金額

一般的なお中元の価格の相場は、3,000円〜5,000円です。お付き合いの度合いや贈り手の年齢によって差がありますが、いずれにしても、お互いに負担にならない程度にしたいものです。お中元とお歳暮の両方を贈る場合には、お中元のほうが低額になる傾向があります。

お中元は基本的には毎年贈り続けるものです。がんばって高額なお中元を贈ると、毎年送るのが負担になってしまい、数年でやめてしまうことになります。
かといって、年によって金額が上下するのも困りものです。もちろん、昨年よりも安い物を贈るのは失礼になります。
贈る側、贈られる側、双方に負担にならない程度の金額で、毎年心の込もったお中元を贈るのが、長くよい関係を続けるために理想的です。

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お中元の適した贈り物

もらってうれしいお中元は、やはり食品のようです。なかでも、人気ブランドの洋菓子は年代を問わず支持されています。ビール、ジュース、素麺といった夏場にご家庭での消費量が増える冷たい食品も、非常に喜ばれる定番のお中元です。ただし、ビールはお酒を飲まないご家庭には不向きですので、事前にリサーチしておくとよいでしょう。
受け取った方がお好きな商品を選べる「カタログギフト」も人気です。お手頃価格から高価格まで、さまざまな価格のコースがあるので、予算に合わせてフレキシブルに選ぶことができます。グルメに特化したカタログ、グルメとファッションアイテムを掲載したカタログ、特定のブランドに絞り込んだカタログ、ディナーや宿泊を体験できるカタログなど、豊富なラインナップが用意されています。

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お中元の熨斗

お中元ののし紙は紅白の蝶結びの水引のものを使います。蝶結びは何度あってもよい慶びごとに使用します。魚や肉などの生ものを贈る時には、のし飾りのない水引だけののし紙を使います。のしはもともと「のし鮑」の略で、のし自体が生ものの象徴で意味が重複してしまうためですが、現在はこだわらない方が多いようです。また、紙資源の節約で、短冊形の簡易のしと呼ばれるものを使うことも増えました。
のしの上段には「お中元」「御中元」、下段には個人なら個人名、会社で送る場合には社名と代表者の名前を書きます。
連名の場合は右から地位や年齢順、地位や年齢が関係ない場合は右から五十音順で記入します。連名は3名までが通例です。
重要な贈り物や、目上の方へ贈る場合は、できれば毛筆、それが難しければ筆ペンで書くのが礼儀です。

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お中元のメッセージ

本来は先様のお宅にうかがって、お世話になったお礼とともにお中元をお渡しするのがよいのですが、昨今は購入先から配送してももらうのが一般的であり、失礼にはあたりません。
可能なら、送り状を兼ねた挨拶状にメッセージを書き、郵送しましょう。お中元は季節の贈り物ですから、まず、時候の挨拶は欠かせません。お世話になったお礼を伝え、今後のお付き合いを願い、相手の健康や繁栄を祈る言葉を記し、品物の内容、送った理由、発送した日、到着予定日などを書き加えます。贈る側の真心を先様に感じていただくことで、今後の関係がよりいっそうよい方向へと発展するきっかけにもなります。挨拶状は、お中元よりも2〜3日ぐらい早く相手に届くように出すようにしましょう。

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