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お世話になった方に感謝を表す

「お歳暮」は、年越しに塩鮭・スルメ・数の子・塩ブリなど塩蔵ものや干物の魚介類を、祖先の霊に供えた「御魂祭(みたままつり)」の名残とされています。それらの供え物を、両親・親族や近隣の人に配ったのですが、現在でも塩鮭や数の子などは歳暮の贈答品に使われています。お歳暮は1年の締めくくりの意味で、日頃お世話になっている人に感謝を表したり、ご無沙汰の挨拶を形に表したもので、昔から続いている習わしです。贈る時期は12月初旬から25日頃までで、季節感が重視されるので、時機を逃してしまったら、年明けにお年賀や寒中お見舞いとして贈ります。贈る相手は、仕事関係でお世話になっている人・夫婦双方の実家の両親・兄弟・親戚・仲人・主治医・稽古ごとの先生などです。先方の家族構成・ライフスタイル・年齢・嗜好などを参考に、予算に合わせて選びますが、平凡でも重なっても困らない食品・実用品・消耗品が無難です。最近は、自由に選べるカタログギフトの利用も盛んです。本来は持参して挨拶の言葉とともに渡すものですが、品物だけ送りっぱなしにするのは失礼ですから、必ず挨拶を兼ねた送り状を別送します。

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