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どうして「引出物」というの?のし紙に「両家」や「二人の名前」を書くのはなぜ?

お客さまがみえたとき、庭先に馬を引き出して見せ、その馬を土産として贈ったことから、「客をもてなしたときに贈る物」を「引出物」といいました。引出物はあくまでも祝宴の主催者側が招待客に贈る”みやげ”であり、お祝いを受けた”お返し”ではありません。招待客全員に同じ引出物を出すのはこのためです。しかし現代では、物や価値観の多様化によって、もらう側が好きな品物を選べるカタログギフトなどが人気です。引出物は両家から贈るものなので、のし紙には「両家の姓」を書くのが一般的です。二品贈る場合には、一品目に「両家の姓」を書き、二品目には、新郎新婦の名前披露を目的にふたりの名前を書くのが通例です。引き出物の品数は、現在は二品か三品が多いようです。

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