豊穣を祈る天皇家の祭祀

「祈年祭」(としごいのまつり)の年は年1回収穫される稲の意味で、今年も稲が豊かに収穫できるようにと願う天皇家の祭祀です。起源は古く、天武天皇に始まるという説もあり、儀礼様式が定まった奈良時代には五穀豊穣・天皇安泰・国家安泰を祈りました。祈年祭を行うには神様の数が多すぎて(3000神以上)、応仁の乱以降すたれましたが、王政復古した明治2年に再び祭祀が行われるようになり、その日が2月17日に定められました。戦後は国家祭祀ではなく皇室祭祀のひとつになり、伊勢神宮を中心に全国の神社で祭祀が行われます。天皇は宮中で栽培した稲を神への供え物として献上します。伊勢神宮はこの日を最も重要と考え、五穀豊穣だけでなく国家隆昌も祈願しています。

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