計7日間の先祖供養の日
「彼岸」とは、仏教語でこの世の「此岸」に対するあの世の意味です。亡くなった人が、この時期に帰ってくると考えられています。彼岸は、初日を「彼岸入り」、春分の日を「中日」、最終日を「彼岸明け」といいます。春分の日の前後3日間、計7日です。「牡丹餅(ぼたもち)・お萩」は墓前に供えるもので、同じものですが、小豆の粒をその季節に咲く「牡丹」や「萩」に見立て、春は牡丹餅、秋はお萩といいます。小豆の赤色には、災難が降りかからないようにするおまじないの効果があると信じられており、邪気を払う信仰と、先祖供養が結びついています。
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