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今後の健やかな成長を祈る

年齢の数え方は「満年齢」と「数え年」とがあります。日本では古来「数え年」で、正月を迎えるごとにすべての人々がひとつ年を数えていました。かつては乳児の死亡率が高かったので、「初誕生」には、親戚や知人を大勢招いて祝いの膳を支度し、無事にここまで育ったことをお祝いしました。そしてこれからの健やかな成長を皆で祝ったのです。現在では身内だけで元気に育つことを願う儀式になり、地方によっては物差し・筆・そろばんなどを並べて赤ちゃんに選ばせ、手に何を持つかによって将来を占う儀式もあります。祝いの膳は、バースデーケーキに名前を入れてロウソクを1本立て、赤ちゃんの好物などを用意してあげます。成長の記録として身長・体重を測ったり、手形・足形を取ったり、パーティーの模様を写真やビデオに収めておくのが一般的のようです。初誕生のプレゼントとしてはベビーサークル・絵本・積木・アルバム・クラシック音楽や童謡のCD・金貨・誕生石などで、洋服や靴は大きめのサイズを選んで贈るのがポイントです。祝いに来てくれたり、プレゼントをくださった方には、写真を添えて礼状を送ります。「初正月」は、赤ちゃんが初めて迎えるお正月のことです。初正月の贈り物として、12月13日前後の事始めに、母方の実家から男の子には「破魔矢」「破魔弓」「天神人形」「凧」、女の子には「羽子板」「手まり」などを贈るのが習わしになっています。

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