お取引先へ贈る季節のご挨拶「お歳暮」は、経費として計上できるのか気になるところ。もし、経費になる場合は、勘定科目についても知っておくことでスムーズな処理ができます。この記事では、お歳暮が経費になる場合の勘定科目、さらにお歳暮におすすめの商品について解説します。
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目次
お歳暮を購入した時の勘定科目
お歳暮はその年にお世話になった方へ感謝の気持ちを伝えるために贈るギフトです。また、お歳暮を贈ることで「今後ともよろしくお願いいたします」の気持ちを込めることができるので、大事にしたい季節の挨拶ではないでしょうか。
ただ、お歳暮やお中元は年に数回の出費になるため、お歳暮にかかった費用は経費になるのか、経費になったとしたら勘定科目はどの項目で計上したら良いのか迷ってしまう担当者様もいるかもしれません。
お歳暮の勘定科目は何?
お取引先へ贈るためのお歳暮を購入した際、これは経費になるのでしょうか。
お歳暮はお取引先との今後のスムーズなお付き合いをするために必要な経費であると考えられるため、経費として計上することができます。お歳暮にかかった費用の勘定科目は「接待交際費」です。
もしも、事業内容を知ってもらうため宣伝目的でお歳暮を贈るのであれば、勘定科目は「宣伝費」となるので注意してください。
「送料」や「交通費」も経費として計上できる
お歳暮を贈る際にかかった送料や、お相手先を訪問した際に発生した交通費についても経費として計上することができます。
これに関しては、「国税庁」で
交際費等とは、交際費、接待費、機密費その他の費用で、法人が、その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為(以下「接待等」といいます。)のために支出するものをいいます。
引用元:No.5265 交際費等の範囲と損金不算入額の計算|国税庁
と定められているためです。
お歳暮を贈る、届けるためにかかった送料や交通費は、「贈答その他これらに類する行為」にあたります。
お歳暮の代金と送料の合計金額で領収書をもらった場合は、商品の代金と送料の両方が「接待交際費」の勘定科目です。
また、交通費に関しても同様で、お取引先へお歳暮を届けるためにかかった費用は「接待交際費」で処理して構いません。
お歳暮を購入した時の仕訳
お歳暮を経費で購入した場合の仕訳は以下のようになります。
5,000円のギフトを現金で購入し、取引先へ贈った場合 | |||
借方 | 貸方 | ||
接待交際費または宣伝費 | 5,000円 | 現金 | 5,000円 |
5,000円のギフトを普通預金から支払い、取引先へ贈った場合 | |||
借方 | 貸方 | ||
接待交際費または宣伝費 | 5,000円 | 普通預金 | 5,000円 |
ホッと一息つけるコーヒーのお歳暮
ここからは、三越伊勢丹法人オンラインストアがおすすめするお歳暮のギフトをご紹介します。
コーヒーは贈り物に選ばれることが多いギフトなので、他の企業からのお歳暮とかぶることがあるかもしれません。しかし、コーヒーは社内で飲んでいただけるのはもちろん、来客があった際にも活躍してくれるため、たくさんもらっても困らないギフトです。
お取引先へ贈るコーヒーは、手軽に淹れて飲むことができるものを選ぶのがポイント。コーヒーメーカーで時間をかけて淹れるタイプのコーヒーよりも、短い休憩時間でもすぐ飲めるインスタントやドリップタイプのものを贈ると重宝されるでしょう。
【AGF】《お歳暮》ブレンディスティックウィンターカフェオレコレクション
コーヒーギフトでおなじみの『AGF』のギフトセットです。スティックタイプのコーヒーなので、お湯を注ぐだけですぐにおいしいコーヒーをお楽しみいただけます。
定番のカフェオレや紅茶オレに、冬季限定フレーバーのリッチミルクカフェオレとヘーゼルナッツオレなどが入っているバラエティー豊かな味わいになっています。
「今日はどれを飲もうかな」と、日替わりでお好きな味を選んでいただけるのが喜ばれるポイントです。
【AGF】《お歳暮》インスタントコーヒーギフト
こちらのコーヒーは、粉状のコーヒーをお湯に溶かすだけでお召し上がりいただける“インスタントコーヒー”です。コーヒーメーカーやドリッパーが不要で、洗い物が少なくて済みます。
インスタントコーヒーは、お好みで濃さを調整できるのも嬉しいポイント。さらに、ミルクや砂糖でご自分の好みに合わせていただけるのも良いですね。
マキシム スペシャル ブレンド・ブラジル ブレンド・モカ ブレンド・ブレンディスペシャル テイストの4種類のコーヒーが入っています。
【モンカフェ】《お歳暮》ドリップコーヒー セレクトギフト
挽きたてのコーヒーを素早くパックした『モンカフェ』のドリップコーヒーです。酸素を通さないアルミ箔を使ったパックに1杯ずつ包装し、コーヒーの美味しさを逃さないように脱酸素剤を入れています。
『モンカフェ』は、お湯を注いだ時にコーヒーにフィルターが浸らないような構造になっているため、クリアで雑味のない味わいをお楽しみいただけます。
こちらは、マンデリン、キリマンジャロなど5種類の詰め合わせです。個性豊かなコーヒーでホッとひと息ついていただけそう。
来客時にも活躍するお茶のお歳暮
オフィスで活躍するお茶は、お取引先へのお歳暮として選ばれることが多い商品です。お茶であれば、他の会社からのお歳暮とかぶっても困ることがありません。
また、お茶は長期間の保存も可能で、身体を温めてくれるためお歳暮を贈る寒い時期にぴったりです。
【松北園】《お歳暮》宇治玉露・煎茶詰合せ
昼と夜の寒暖差が激しい気候のためおいしいお茶の栽培に適している宇治で、1645年に創業した『松北園』。宇治茶の源流として知られている地でお茶を作り続けている歴史ある茶園です。
こちらの詰め合わせは、深い香りとまろやかな旨みの「玉露」と、旨みと渋みの両方が感じられる「煎茶」のセット。
一番摘み茶葉のみを使用して丁寧に作られたお茶は、仕事の合間のリフレッシュに、来客時のおもてなしにも活躍します。
【伊藤園】《お歳暮》銘茶献上
『伊藤園』の“銘茶献上”は、原料の栽培方法から製法、産地などにこだわったお茶です。
甘い香り立ちにこだわり、茶葉を重さや大きさによって分けて仕上げる「新・後火仕上げ」で丁寧に作った「静岡茶」は、すっきりした飲み口が特徴のお茶です。
「玉露」は、一番茶の新芽が出た頃に茶園に覆いをしてわざと陽射しを遮って作るお茶。葉と葉の間から差し込む太陽「木漏れ陽」のようなわずかな光で育てたことで、渋みの少ない玉露が持つ特有の香りと豊かな旨みが特徴です。
【愛国製茶】《お歳暮》天皇杯受賞生産者の茶
創業者である馬場丈太郎氏が、娘の嫁ぎ先である静岡県から日本茶を仕入れ、卸売りをしたのが始まりの『愛国製茶』。1938年頃から三越への納入が始まり、1948年に三越新宿店に出店し、その後多くの百貨店での取り扱いがあるメーカーです。
“天皇杯受賞生産者の茶”は、2020年の「第59回農林水産祭」で天皇杯を受賞した生産者の銘茶。柔らかい新緑の若葉で作った深いコクが感じられるお茶です。
幅広い世代に好まれる洋菓子のお歳暮
お菓子は手土産や季節のギフトに選ばれることが多いアイテムですが、お取引先へのお歳暮として選ぶ場合は幅広い世代に好まれるものを選ぶのがポイントです。
また、年末年始はどの企業も忙しく、外出している方も多いことを想定し、日持ちするものがおすすめ。さらに、個包装のものは社内でお取り分けしやすいため喜ばれます。
ここでは、コーヒーや紅茶に合わせてお召し上がりいただきたい洋菓子をご紹介します。
【ユーハイム】《お歳暮》ギフトセット
『ユーハイム』は、1990年創業の洋菓子店。日本で初めてバウムクーヘンを焼いたカール・ユーハイム氏の名前が由来になっています。
こちらの“ギフトセット”は、「ユーハイバウム」のほか、バターと生クリームを使って焼き上げたラングドシャ「リープヘン」、2種の「ショコラサブレ」を詰め合わせたセットです。
こちらのお菓子は、常温で保管できるのも嬉しいポイントです。
【シベール】《お歳暮》ブランデーケーキ詰合せ
コーヒータイムにぴったりなのが『シベール』のケーキです。こちらの“ブランデーケーキ”は、ふっくらとしたスポンジにブランデーを染み込ませた大人のケーキ。
封を開けた時にふんわり香るブランデーとしっとりした食感をお楽しみいただけます。味はプレーン・チョコの2種類です。クセがなく普段ブランデーケーキを食べ慣れていない方でも召し上がりやすいため、安心してお贈りいただけます。
【ゴディバ】《お歳暮》ラングドシャクッキーアソートメント
チョコレートで有名な『ゴディバ』から、2種類のチョコレートをはさんだクッキーをご紹介します。
“ラングドシャクッキーアソートメント”は、軽やかなラングドシャ生地にチョコレートをはさんだお菓子と、サブレをセットにした贅沢な詰め合わせです。
サクッとした食感とチョコレートのハーモニーで、休憩時間が待ち遠しくなるおいしさ。ついつい、「もう一つ」と手が伸びてしまいそうです。
ゴールドとブラウンのゴディバカラーの缶に詰め合わせた、上品な見た目がお歳暮のギフトにふさわしいお菓子です。
上品な味わいをお楽しみいただける和菓子のお歳暮
上品な和菓子は、大事なお取引先へのお歳暮におすすめです。会社を代表して贈るお歳暮は、「しっかりした印象」を受けるギフト選びも大事なポイント。お相手にきちんとした印象を持っていただけるのも、和菓子の魅力ではないでしょうか。
また、甘いものが苦手な方には米菓子などをお選びいただけるのも和菓子ならでは。個包装でシェアしやすい商品がおすすめです。
【京菓匠 鶴屋吉信】《お歳暮》名菓撰(福)13個入
220余年の歴史をほこる『京菓匠 鶴屋吉信』。“名菓撰(福)”は、職人の技が光る伝統的な和菓子の詰め合わせです。
バラエティ豊かな味わいは、コーヒーやお茶はもちろん、紅茶との相性も◎。
【葵の倉】《お歳暮》葵千楽
甘いものが苦手な人がいるお取引先へは、こちらの軽い食感のおかきがおすすめ。『葵の倉』で人気がある“海千楽”と“欧千楽”を詰め合わせたギフトセットです。
海の食材を使ったソフト食感のおかきの詰め合わせ“海千楽”からは、「富山湾 白エビ」「ほたるいか」など。お茶だけでなくビールやワインにもよく合う洋風おかき“欧千楽”からは「バージンオリーブオイル」、硬木のチップでスモークしたチーズを使用した洋風おかき「スモークチーズ」など。
バラエティー豊かな味わいをお楽しみいただける贅沢なおかきのセットです。
【とらや】《お歳暮》干支パッケージ小形羊羹16本入【11月20日頃より12月31日頃までにお届け】
室町時代後期に京都で創業した『とらや』は、全国に多くのファンを持つ和菓子店です。1980年にはフランスのパリにも進出し、世界に和菓子の魅力を発信し続けています。
『とらや』といえば羊羹を思い出す方が多い、こちらの“小形羊羹”。片手でお召し上がりいただけるミニサイズの羊羹です。仕事の合間にお茶を飲みながら召し上がれるで、手を汚さずにすむのもおすすめのポイントです。
小倉羊羹「夜の梅」をはじめ、黒砂糖の風味「おもかげ」、心地良い苦味の抹茶「新緑」の3種類の味が楽しめる詰め合わせです。