お礼の品としてもっともなじみがあり、気軽に贈れるお菓子。退職や異動時、お世話になった方へ贈るお礼の品にぴったりな菓子折りをご紹介いたします。感謝の気持ちとして菓子折りを贈り、相手とより円滑な関係を築きましょう。
目次
お礼の菓子折りを添えて、積極的に感謝の気持ちを伝えよう
相手と良い関係を保つためには、感謝の気持ちを伝えることが欠かせません。特にビジネスにおいては、プロジェクトが成功した時や退職時など、これまでお世話になってきたことへの感謝の気持ちを伝えるタイミングが多くあります。
そんな時にお礼の品として渡すのにおすすめなのが、気軽につまんでもらえる菓子折りです。
菓子折りとともに感謝の気持ちを伝え、良好な関係を築くことができれば、今後のビジネスが円滑にすすむことでしょう。
菓子折りがお礼の品にふさわしい理由
なぜ菓子折りがお礼の品としてふさわしいのでしょうか?それは、お取引先にお礼の品を贈った後で、その品物がどのように扱われるかを考えてみるとよくわかります。
お礼の品は、大抵、誰か一人が独占するのではなく、お取引先の部署にいるみんなに分配されることになることが多いです。
だからこそ、賞味期限が比較的長く、ピース数が多いから配布しやすいお菓子は、お礼の品として適していると言えます。
感謝の気持ちが相手に十分伝わるように、相手の立場を考慮してお礼の品を選ぶようにしましょう。
お礼の品として菓子折りを贈るときに気をつけること
せっかくお礼の品を贈っても、誤った渡し方をしてしまうと、感謝の気持ちを十分に伝えることができません。感謝の気持ちがしっかり伝わるように、きちんとマナーを守って贈るようにしましょう。
お礼の品として菓子折りを選ぶときの予算
お礼の品を贈るときの単価予算としては、2,000円~3,000円程度が適切です。高価すぎると相手に気を遣わせてしまうことになります。また、安価すぎると気持ちが伝わらないことがあります。
特別お世話になった場合には、5,000円前後のお菓子がよく選ばれています。
ただしこの金額はあくまでも目安なので、2,000円~3,000円程度を基準としながら、そのシーンにふさわしいものを選ぶようにするとよいでしょう。
お礼の品として菓子折りを贈る際の渡し方
菓子折りを渡す時に、何に対してのお礼なのかがわかるようにすることが大切です。 例えば「この度の〇〇では大変お世話になりました。」または「いつも良くしていただいているので」などというように一言添えるとよいでしょう。
そのうえで「感謝の気持ちです。」または「ほんのお礼の気持ちです。どうぞお受け取りください。」などと続けるとよいでしょう。
また、お渡しする際は、手提げ袋から出して、お相手の方に正面を向けて渡すようにします。直接渡すのが難しいときはメッセージを添えるとよいでしょう。
人気が高いブランドの菓子折り
多くの方に知られる有名店で作られているお菓子は、安心して贈れるギフトの一つです。幅広い層の方に喜ばれる、有名店の人気のお菓子をご紹介いたします。
【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ】プティ ボワット
フランス産の発酵バターや小麦粉など、素材にこだわったお菓子づくりを続ける『パティスリー・サダハル・アオキ・パリ』。
“プティ ボワット”には、ブランドのスペシャリテな焼き菓子が6種類入っています。
パリの風が感じられそうなお菓子は、大切な方へ贈る菓子折りギフトにおすすめです。
【ピエール・エルメ・パリ】ラング ド シャ 18枚入
こちらは、“パティスリー界のピカソ”と賞讃されるピエール・エルメ氏が手がける『ピエール・エルメ・パリ』の、ラングドシャです。
3種類のフレーバーが、18枚入っています。
センスの良いギフトパッケージが人気のお菓子です。
【デメル】デメル アソートクッキー 285g
オーストリア・ウィーンで、皇帝や王族貴族たちのためにお菓子を作っていた「ルードヴィッヒ・デーネ」氏が創業した菓子店『デメル』。
こちらは個性あふれるクッキーを詰め合わせた風味豊かな一品です。
アーティスティックなパッケージが高級感を一層高めてくれます。
【モロゾフ】スイートサプライズ
『モロゾフ』を代表する焼菓子3種の詰合せです。
コーヒーにも紅茶にも合う焼き菓子は、仕事の合間のちょっとした休憩時間にぴったりです。優しい甘さが仕事の疲れを癒してくれることでしょう。
【ヨックモック】シガール オゥ ショコラ
『ヨックモック』は1969年創業の、南青山に本店を構える洋菓子メーカー。「お菓子は製造するものでなく、創造するもの」をモットーに、まごころの込もったお菓子を製造しています。
『ヨックモック』を代表する商品である葉巻のような形の“シガール オゥ ショコラ”は、誰もが一度は見たことがあるでしょう。
サクッとした軽い食感がなんともいえず食べやすく、クセになる名品です。18本が個包装されており、大勢の方に分け易い商品です。
【とらや】小形羊羹10本入
室町時代後期創業の老舗中の老舗『とらや』の羊羹のセットです。小倉羊羹「夜の梅」・黒砂糖入羊羹「おもかげ」・抹茶入羊羹「新緑」・紅茶入羊羹「紅茶」・蜂蜜入羊羹「はちみつ」が各2本ずつ入っています。
伝統に裏付けされた本格的な味が幅広い層から支持されており、根強いファンが多くいることで知られている『とらや』の羊羹。
特に和菓子好きな方の中には、『とらや』の羊羹には目がない、という方もいるようです。こちらのセットなら、お取引先の方にもきっと喜んでもらえることでしょう。
華やかな見た目でおしゃれな菓子折り
お菓子には、もらった人の心をパッと明るくさせる力があります。特に見た目が華やかなお菓子なら、取引先の方をより喜ばせることができるでしょう。
もらった人を華やいだ気持ちにさせる、おしゃれなお菓子をご紹介いたします。
【フランセ】果実を楽しむ ミルフィユ 24個入
サクサクのパイ生地に、個性の異なる4種類のクリームをサンドしてチョコレートコーティングした、『フランセ』のミルフィユです。
「いちご」「れもん」「ピスタチオ」「ジャンドゥーヤ」それぞれ、香りとコクが口いっぱいに広がる贅沢な味わいです。
溶けないように、冷蔵でお届けいたします。
【志ま秀】クアトロえびチーズ
カラフルなかわいらしさが魅力のこちらの商品は、風味豊かなチーズクリームをはさんだえび煎餅です。えびとチーズのマリアージュが作り出す何とも言えないおいしさは、コーヒーにも緑茶にもよく合います。
チェダー&パルメジャーノ、カマンベール&ブラックペッパー、モツァレラ&バジル、ブルーチーズ&ハニーの4種類の組み合わせが、食べる前からワクワクさせてくれるこちらのセット。楽しい休憩時間を演出してくれるでしょう。
【ダロワイヨ】マカロンラスク詰合せ
6色のマカロンが行儀よく並んだこちらの詰め合わせは、おしゃれさと品のよさともに抜群の菓子折り。
フランスで、ルイ14世の時代から多くの人々を楽しませてきた伝統あるブランド『ダロワイヨ』。そんな『ダロワイヨ』が作ったマカロンは味も見た目もとても華やかです。
こちらのセットでは、ショコラ・フレーズ・キャラメル・シトロン・ヴァニーユ・テヴェール(抹茶)の6種類を味わうことができます。
【京都祇園萩月】花あわせ
彩り鮮やかなお菓子のセットです。定番のあられ「花よせ」、あられと豆菓子の「花おつまみ」、個性豊かなかりんとう「花かりん」の3種の味わいを詰め合わせました。
舞妓さんの花かんざしをイメージした上品でかわいらしいパッケージからは、京都祇園の華やかさが感じられます。
清らかな水と空気に恵まれた京都で一つひとつ丹念に作り上げられた一品を贈れば、お取引先の方にもまごころがきっと伝わります。
相手の好みに合わせたこだわりの菓子折り
感謝の気持ちを伝えるお礼の品は、お取引先の方の好みを考慮して選びましょう。
好みの品物を探すというひと手間をかける分、感謝の気持ちをより強く伝えることができます。それが取引先との信頼関係を築くためのきっかけとなるかもしれません。
最後に、特色のある個性的なギフトもご紹介いたしますので、参考にしてみてください。いずれも有名店がこだわって作った特別感のあるギフトです。
【メリーチョコレート】東京国立博物館 限定ギフトマロングラッセ
国内チョコレートのリーディングカンパニー『メリーチョコレート』。こちらは、東京国立博物館と共に製作したコラボレーションギフトです。
“マロングラッセ”は、イタリア産の大粒の栗をじっくりと蜂蜜で漬け込んだ、メリーチョコレートの自信作。
東京国立博物館所蔵の絵画「七宝富嶽図額」をあしらったこちらの菓子折りは、アートを愛する人に贈る品として、選んでいただきたい一品です。
【ユーハイム】ユーハイムバウム
1919年、日本で初めてバウムクーヘンを焼きあげた『ユーハイム』。本場ドイツの基準にならい、昔ながらの製法で丁寧に焼くことで、豊かな風味としっとりとしたやわらかな口どけを実現しました。
『ユーハイム』のバウムクーヘンはおいしさはもちろんのこと、食品添加物が無添加で安心して食べていただける商品です。
健康志向の方に贈る時には、ぜひ候補に入れてみてください。
お礼の品にぴったりの高級感ある菓子折りを贈ろう
お取引先への感謝の気持ちは、お礼の品を添えて積極的に伝えることがとても大切です。マナーをしっかりと押さえた上で相手の立場や好みなどを十分に考慮して、お礼の品を贈るようにしましょう。