長年会社に貢献してくれた社員の方に、定年退職の記念品を贈る企業も多いでしょう。企業担当者としては、どのような記念品を贈ろうか迷うところです。この記事では、退職者への記念品を選ぶポイントや相場、マナー、おすすめの記念品をご紹介いたします。
目次
退職する方へ感謝を込めた記念品を
定年退職を迎える方には、企業に長年貢献してくれた感謝や定年まで勤め上げたことへの労いなど、気持ちを込めた記念品を贈りましょう。
節目に記念品を手にすることによって、長い会社人生を噛みしめ、セカンドライフへと清々しい気持ちで歩みを進められるはずです。
この記事では、退職の記念品にふさわしい品物や選び方だけでなく、マナーもご紹介しますので、マナーを守りつつしっかり気持ちの伝わる記念品を用意しましょう。
退職する方へ記念品を贈るときのマナー
退職する方へ記念品を贈る際は、マナーを守ることも大切です。マナーが守られていないと、節目となるタイミングの記念品でも気持ちが伝わらないかもしれません。
のし紙のかけ方や渡すタイミング、NGな品物など、おさえておきたいマナーを詳しく見ていきましょう。
記念品にかけるのし紙のかけ方
記念品として贈る品物には、のし紙をかけるのがマナーです。表書きは、「謹呈」「おはなむけ」「感謝」「祝定年御退職」などから、ふさわしいものを選びましょう。
のし紙の水引は、慶事の際に選ぶ紅白のもろわな結び(花結び)がふさわしいです。
記念品を渡すタイミング
退職する方への記念品は、送別会や退職日に渡すのが一般的です。送別会を開かない場合や退職日に記念品を渡す時間を確保できない場合は、それ以外のタイミングで渡しても問題ありません。
ただし、退職が決まってからすぐに渡すのは避けましょう。早く出ていってほしいと捉えられてしまうかもしれないので、正式に退職が決まってから1週間~2週間を目安に渡すのが無難です。
記念品にふさわしくない品物
品物によっては、退職の記念品にふさわしくない場合もあります。失礼にあたってしまうので、気持ち良く退職できないかもしれません。
記念品にふさわしくないものには、ハンカチや割れ物、靴下、カバンなどがあります。ハンカチは手切れ、靴下は「踏みつける」といった意味合いを連想させるので、定年退職のシーンには不向きです。
退職する方への記念品の金額相場
退職する方への記念品の金額相場は、勤続年数に応じて変わってきます。
20,000円・30,000円〜10万円程度と幅が広いので、勤続年数に合わせて品物を選ぶことが大切です。
退職する方に贈る記念品の選び方
マナーをおさえたら、さっそく記念品の品物を選びたいところですが、何を選べば良いか迷うことも。記念品の品物を選ぶ際にはいくつかのポイントがあるので、しっかりおさえていきましょう。
また、企業によっては記念品の慣例があることも考えられます。以前の担当者や記録などを参考にして、これまでの退職記念品と大きく差がつかないように配慮するのがポイントです。
形に残るものを選ぶ
形に残るものを記念品に贈ると、会社での思い出や定年まで勤めあげてきた誇りなどをいつで思い出すことができます。
長く飾ることができるインテリアフラワーや、日々の生活で長く使える日用品・食器など、思い出を振り返ることができるものを選びましょう。
自由にギフトを選べるカタログギフトをチョイス
定年退職を迎える方それぞれに好みがあるので、退職される方全員に喜ばれるものを選ぶのは難しいかもしれません。そのような場合におすすめしたいのがカタログギフトです。
カタログに掲載された品物から好きなものを自由に選ぶことができるので、好みがわからなくても失敗する心配がありません。
カタログギフトの金額や掲載されている品物のジャンルなどをチェックして、記念品に相応しいカタログギフトを選びましょう。
形に残るものを記念品に
ここでは、記念品におすすめしたい形に残る品物をご紹介します。長く飾ることができるものや長く使えるものなどを記念品に選びましょう。
【ブリス&ヒル】スクエアグラス ファレノ&ローズ
『ブリス&ヒル』の“スクエアグラス ファレノ&ローズ”は、ガラスの中に真っ赤なバラと白い胡蝶蘭をアレンジしたフラワーオブジェです。透明なガラスが花の美しさを際立たせ、テーブルなどで輝く存在になるでしょう。
ガラスの中にドライフラワーが閉じ込められているので、手入れをする必要がないのも嬉しいポイントです。
【山田平安堂】ペア汁椀
『山田平安堂』は、1919年に創業された漆塗専門店です。伝統を引き継ぎつつも現代のライフスタイルを取り入れたものづくりを行っており、宮内庁御用達のブランドでもあります。
“ペア汁椀”は、漆ならではの溜色が美しい汁椀のセットです。重厚感のあるデザインが印象的で、普段の食卓にも華を添えてくれるでしょう。程よく反った縁によって、口当たりが優しいのも特徴です。
2つの汁椀がセットになっているので、退職される方を長年支えてきた配偶者へも感謝の気持ちを伝えられます。
喜ばれやすいカタログギフトを記念品に
カタログギフトは、失敗が少なく喜ばれやすい記念品です。勤続年数などに合わせて、金額や掲載内容をチェックして、記念品にふさわしいカタログギフトを選びましょう。
【セレクトギフト】エメラルドコース(冊子タイプ)
『セレクトギフト』の“エメラルドコース”は、グルメ約70点含む、約340点の品物が掲載されたカタログギフトです。
グルメ以外には、リビング用品やファッション雑貨など幅広いジャンルの品物がラインナップされているので、好きなものや気になるものを選んでもらえるでしょう。
【三越伊勢丹セレクトギフト】プラチナコース
勤続年数が長い方への記念品には、『三越伊勢丹セレクトギフト』の“プラチナコース”がおすすめです。約120点の品物から1品を選べるカタログギフトで、ワンランク上の品物を揃えています。
スタイリッシュな家具・家電や名店での食事、名ホテルでの宿泊など、物だけでなく体験ギフトもラインナップしているのが特徴です。
【三越伊勢丹味覚百景】麗コース
『味覚百景』の“麗コース”は、レストランや料亭の一品や旬の食材、名産品など特別なグルメが揃ったカタログギフトです。
約140品のグルメには、肉や海鮮、フルーツ、調味料など幅広いジャンルの味わいがラインナップされています。
【日本のおいしい食べ物】日本のおいしい食べ物 <唐金(からかね)>
グルメを集めたカタログギフトの中でも高価なものを贈りたい場合は、“日本のおいしい食べ物 <唐金(からかね)>”を選んでみましょう。
全国各地の厳選された食材や郷土料理、食が快適になる道具などの品々から2品選ぶことができます。日本ならではの食材・味わい、日本に根付いた料理などが揃っているのが特徴です。
退職された方に心を込めた記念品を贈ろう
退職された方へ記念品を用意する場合は、ふさわしくない品物やのし紙などのマナーをおさえた上で、形に残るものやカタログギフトなどを選ぶのがおすすめです。
記念品を渡す際は、退職が正式に決まってから1週間~2週間後を目安にしましょう。ご紹介した記念品に相応しい品物を参考にして、ぜひ三越伊勢丹法人オンラインストアで品物を選んでみてはいかがでしょうか。
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